ソフトテニスのフォアハンドを打つときに、なかなか安定したボールを打てないですよね?
フォアハンドで安定したボールを打つ時にフォームで重要なのは、前足の出し方です。
私もフォアハンドで安定したボールを打てませんでしたが、2つのコツを意識したことで、狙ったところにボールを打つことができました。
この記事を読めば、あなたもフォアハンドで前足の出し方が重要な理由と、前足の出し方のコツが分かり、狙った場所に狙ったボール軌道でボールを打つことができます。
フォアハンドのフォームは前足が重要
フォアハンドで安定したボールを打つ時にフォームで1番重要なのは、前足の出し方です。
前足の出し方が重要だと考えるのには、下記の2つの理由があります。
- 力んでスイングする必要がなくなる
- 狙った場所にボールを運ぶことができる
それぞれ詳しく紹介していきます。
理由①:力んでスイングする必要がなくなる
前足の出し方が重要だと考える1つ目の理由は、力んでスイングしなくてもパワーのあるボールを打つことができるからです。
前足の出し方によって、後ろから前への体重移動を最大限ボールに伝えることができ、力んでスイングする必要がなくなります。
逆に言うと、後ろから前への体重移動をボールに伝えるだけの前足の出し方ができていなければ、ボールは飛びにくいことから腕の力で打とうとしてしまい、コントロールも定まりません。
理由②:狙った場所にボールを運ぶことができる
前足の出し方が重要だと考える1つ目の理由は、狙った場所にボールを運ぶことができるからです。
自分の身体を軸にコマのようにクルクル回るようなスイングをすると、ボールが飛んで行く方向を安定させることは難しくなってしまいます。
対して、前足を打ちたい方向へ踏み出していくことで、上半身は何も動かすことなく、下半身の動きだけで後ろから前への動きができるので、ボールが狙った場所から大きくズレることは少なくなります。
なので、フォアハンドのフォームで1番重要なのは、前足の出し方だと考えます。
フォアハンドで前足の出し方のコツは2つ
フォアハンドで前足の出し方のコツは、下記の2つです。
- 前足側の腰を前に出す
- くの字で前足を出す
それぞれについて詳しく紹介していきます。
コツ①:前足側の腰から前に出す
前足を出す1つ目のコツは、前足側の腰から前に倒すイメージで、前足を出していくことです。
そのまま前足を前へ踏み込むのではなく、前足側の腰から前に出しながら踏み込むことで、身体が前に倒れそうになっている力を前へ踏み込む力に変えることができます。
その為、意識していなくても後ろから前への力強い動きができて、無理なくボールを飛ばすことができます。
なので、前足側の腰から前に出しながら踏み込む動きをしていくことが1つのコツです。
コツ②:くの字で前足を出す
前足を出す2つ目のコツは、前足をくの字で出していくことです。
そのまま前足を踏み込むのではなく、前足の足の裏を相手に見せるイメージで、前足をくの字で出していくことで、股関節が絞れた状態でスイングを始めることができるからです。
股関節の回転によって自然とスイングスピードが速くなり、腕に力を入れる必要がなくなって、打つボールが安定します。
例えば、前足のつま先を打ちたい方向に向けながら前に出してしまうと、前側の腰が打ちたい方向に向いてしまっていて、ラケットのテークバック位置も浅くなってしまいます。
一方で、前足の膝の前側を後ろ足側に向け、前足の足の裏を打ちたい方向に向けて、くの字で前足を出すことで、腰の前側が打ちたい方向とは逆側の後ろ側に向くので、ラケットのテークバック位置も深く、スイングしたときのラケットが動く距離が長くなって、少ない力で遠くにボールを飛ばしやすくなります。
そんなことから、前足をくの字で前へ出していくことが2つ目のコツです。
フォアハンドのフォームの重要点についてのまとめ
この記事では、ソフトテニスのフォアハンドのフォームで1番重要なのは前足の出し方である理由とコツを紹介してきました。
フォアハンドのフォームについてまとめると、下記の通りです。
- フォアハンドの安定には前足の出し方が重要
- 力まずにスイングでき、狙った場所にボールを運べるから
- 前足側の腰を前に出すことがコツ
- くの字で前足を出すことがコツ
なかなか安定したボールを打つことができない選手は、ぜひ日頃の練習に取り入れてみてください。